いま行きたいハワイのパワースポット4選
ハワイは、日本人にとっての人気観光地の1つ。数年前と同じく、海外への渡航も気軽にできるようになり、ハワイ旅行を計画している方も、多いのではないでしょうか?
コロナ前は、年1回ほどハワイを訪れていた、ハワイ好きの私が、ハワイに行ったらぜひ訪れていただきたいパワースポットを4つ紹介します。
INDEX
なぜ、ハワイにはパワースポットが多いのか?
ハワイといえば、一般的にはビーチのイメージが強いですが、スピリチュアルが好きな方にとっては、「パワースポット」が多いイメージもあるのではないでしょうか?
ハワイのパワースポットが豊富なのは、ハワイ語の「マナ(mana)」と「ヘイアウ(heiau)」の概念に由来します。古代ハワイアンは自然界全てにマナが宿り、そのパワーを信じていました。特に祈祷と儀式が行われたヘイアウは強いマナが宿るとされ、病気の治癒や豊作祈願、戦いの神への生け贄などに用いられました。キリスト教の布教により伝統的信仰が禁止され、ヘイアウは一部が取り壊されましたが、その遺跡は今でも神聖な場所として大切に守られています。
ハワイのパワースポット1:クカニロコ・バースストーン
オアフ島には、古代ハワイアンの歴史と文化に深く根ざした貴重な遺産が存在します。その中でも特に興味深いのが「バースストーン」です。バースストーンは、かつて古代ハワイアンの王族が出産に使用した場所で、一般の人の立ち入りは禁じられていました。
「クカニロコ」と呼ばれるバースストーンは、ハワイ語で「内部からの叫びをおさめる」という意味を持ちます。西暦1060年頃の古代ハワイでは、王室の中で位の高い人々がここで出産を行っていました。入口から続く両側には36個の石が並び、これによって父親となる王族の関係者が座り、出産の証人となったとされています。
バースストーンで出産することは、神々に子どもが誕生したことを知らせ、地上に強いマナ(霊的なエネルギー)が送られると信じられていました。この神聖な場所は、ハワイアンの伝統や信仰に深く根ざし、重要な意味を持つ場所として、古代から大切に守られてきました。
📍クカニロコ・バーシングストーンズ(Kukaniloko Birthing Storns)
住所: Kamehameha Hwy, Wahiawa, HI 96786 アメリカ合衆国
ハワイのパワースポット2:ペレの椅子
ハワイの伝説的な火の女神「ペレ」にまつわるパワーストーンが存在します。「ペレの椅子(Pele’s Chair)」と呼ばれるこの神秘的な場所は、オアフ島の最南東部に位置し、マカプウ岬のハイキングコース(マカプウ・ライトハウス・トレイル)を登る手前の崖の上に座しています。このパワースポットは、ハワイアンたちによってカパリオカモア(ニワトリの丘)とも称され、ペレのエネルギーとパワーを感じる場所として多くの人々に愛されています。
ハワイの伝説では、火の女神ペレは島々を創ったとされ、彼女にまつわる神話は多岐にわたります。彼女は情熱的で気ままな美女として描かれ、自由奔放な性格でありながらも強い力を持つ存在として恐れられていました。ハワイ島に住む女神ペレがオアフ島でクレーターを掘った後に腰を下ろし、次の島へ旅立ったと伝えられる場所が、この「ペレの椅子」です。
「ペレの椅子」で、ペレのエネルギーを感じ取ると、新たな物事に取り組む前に力強く後押しを受けるような感覚を得ることができるでしょう。ペレのパワフルなエネルギーに触れることで、自己の内なる力を呼び覚まし、前向きなエネルギーを得ることが期待されています。
自己探求や新たなスタートを切る勇気を養ってみてはいかがでしょうか。
📍マカプウ岬/Makapuu Pt.
住所: Kalanianaole Hwy, Waimanalo Beach
ハワイのパワースポット3:マカプウ・ヘイアウ
マカプウ・ヘイアウ(Makapu’u Heiau)は、東オアフのマカプウ岬に位置し、シーライフ・パークの向かいにあります。この場所からは遠くラビットアイランドやタートルアイランドも望むことができ、壮大な風景が人々を魅了しています。
マカプウ・ヘイアウは海に向かって造られており、古代ハワイアン達が漁に出る際の無事と大漁を祈る場所として使われていました。ヘイアウの中には、男性の神と女性の神が祀られ、男性の神は豊漁を、女性の神は航海の無事と安全を守るとされています。
マカプウ・ヘイアウの下には「マカプウ・ヒーリングプール」と呼ばれるパワースポットがあります。古代ハワイアン達はこの海水の水たまりで心身の病気の治療を行い、癒しと浄化を求めて訪れたと言われています。
📍マカプウ・ヘイアウ(Makapu’u Heiau)
住所: Hawaii, Waimanalo, 41014005
ハワイのパワースポット4:ウルポ・ヘイアウ
ウルポ・ヘイアウは、スピリチュアルなエネルギーが宿る神秘的な場所としても知られています。伝説によれば、妖精メネフネが一晩で創り上げたとされるこのヘイアウは、古代ハワイアンの信仰と精神世界を象徴しています。
ウルポ・ヘイアウはかつて豊作の神を祀る聖域として用いられ、周囲に広がるタロイモ畑やバナナの木々は自然の恵みを感じさせます。一方で、17世紀後半には戦いの神クーを祀るルアキニ・ヘイアウとして変貌し、生け贄の儀式が行われた歴史もあります。これらの歴史的な出来事が、ウルポ・ヘイアウに宿るスピリチュアルなエネルギーの一部を形成しています。
今でもウルポ・ヘイアウを訪れる人々の信仰心は熱く、供え物や花などで溢れています。ここはハワイアンの先祖たちが信じる神々との繋がりを感じる場所であり、自然の力や精神性に敬意を払うための特別な場所とされています。
現在はアメリカ国家・ハワイ州歴史登録財に指定されています。ハワイアンの古代信仰やメネフネの伝説に思いを馳せながら、ここで自己探求や心の平穏を得る貴重な体験ができるでしょう。
📍ウルポ・ヘイアウ(Ulupo Heiau)
住所:1200 Kailua Rd, Kailua
ハワイに行かずに、ハワイのエネルギーとメッセージを感じる
オラクルカード「ウィスパー・オブ・ハワイ」は、エンジェリック・チャネラー、アンジェラ・ハートフィールドが、故郷の島を讃えて制作されたオラクルカード。
このオラクルカードを通して、至福、力強さ、そしてアロハスピリットを感じていただけるでしょう。
アートワークからのエネルギーで知恵を伝え、今そのカードを選んだ意味を伝える彼女独自のスタイルは、あなたの詳細な未来を明らかにする予言を可能にします。
アートワークを描いたのは、マウイ島を拠点に活動するクリスティーナ・デホフ。その豊かなイメージはハワイのエレメント、神々、大自然と繋がる喜びをもたらします。
女神たちや輝かしい風景を堪能し、導き、目的、調和を発見しながら美しいスピリットたたちとの交流を楽しんでください。
2021年に天へ帰った世界的天使チャネラー、アンジェラ・ハートフィールド(アンジー)が遺した魔法のオラクルカードです。
TEXT
高梨 はるな
- ライター
- セールスプロモーター
小学校教師を目指していたものの、試験に落ちたのをきっかけに、オーストラリアでのワーキングホリデーを決意。オージー(オーストラリア人)の自分らしく人生を楽しむ国民性に影響を受け、自由で自分らしい働き方を実現するために、セールスライティングを始め、フリーランスという働き方を叶えた。講師が伝えたいことを代弁し、講師とあなたのご縁を繋げられるように、共感性を大切にしながら発信している。