ただ生きている。そんなあなたが素晴らしい

雨が続いていたある日。1日中、降り続ける窓の外の景色をぼんやり眺めてたら「ただ生きる。生きている」という言葉が浮かんできました。

何度か呟いてみたら、全身に気が巡るのを感じました。穏やかな感覚が広がりました。

ただ生きる。生きている。そんなあなたが素晴らしい。

それだけ。それでいい。自分の価値を証明するために何かをやり遂げる必要はなく足りないものもない。

私たちは何のために生きるのか？

喜びの時にはただ喜びがある。不安の時にはただ不安がある。笑顔の時にはただ笑顔が溢れる。悲しみの時にはただ涙が溢れる。それがあなた。そんなあなたがただ、今、ここに生きていることが素晴らしい。

何か意味をつけなくたって、何か理由を探さなくたって、何か見つけようとしなくたって、ゆるしたり肯定するまでもなくあなたがただ生きていることはそれだけで世界と調和しているし価値があるということ。

ただ生きる。生きている。そんなあなたが素晴らしい。そんな自分にくつろぐなら、あらゆる雑念が入る余地はありません。

猫たちもただ生きる。生きている。

コーギーもただ生きる。生きている。

ツバメもただ生きる。生きている。

モンシロチョウもただ生きる。生きている。

菜の花もただ生きる。生きている。

クサフジもただ生きる。生きている。

ヒナゲシもただ、生きる。生きている。

朝日は昇る。ただ昇る。

夕暮れは訪れる。ただ訪れる。

雨は降る。ただ降る。

やがて雨は明ける。ただ明ける。

そんな世界が今そのままで素晴らしい。

そんな世界の一部であるあなたが今そのままで素晴らしい。

あなたに足りないものは何もない

植物や動物たちは、ただ存在しているだけで、ただ生きているだけで、世界に調和を生み出しています。あなたもまた「ただ生きている」ことにくつろぐと、そんな世界の調和の一部になります。

というか、あなたが世界と調和してなかったことは一度もありません。この世界とあなたが分離したことは一度もありません。分離してるように見える体験はあるけれど。

何も足す必要はなく何か足りないものもありません。今ここで。今そのままで。ただ生きる。生きている。そんなあなたが素晴らしい。

「今そのままの自分でいい」って過ごしてると、「何かやってみようかな」「1歩を踏み出してみようかな」「あ、こんなのいいかも♪」という気になってきます。

自分を生きると自然とクリエイティブになるのです。やってもいいしやらなくてもいいと自然に何かやりたくなります。

まず大切なのは、今そのままの自分にくつろぐこと。ただ生きている、そんな自分にくつろぎましょう。 

今そのままのあなたに価値がある

口に出して言ってみてください。

「ただ生きる。生きている。それでいい。それがいい」

もし ほっとする感覚があるなら、それが真実だと知ってる場所があなたの内側にあるからなのです。

-おわり-

ただ寝る。寝る準備する