見えている世界はそれぞれ違う〜イライラせずに軽やかに生きる方法〜
私には4才の息子がいます。先日、保育園の帰り道に子供の発言にものすごく驚いたことがあり、今日はその学びと気づきをご紹介します。
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子供と過ごす日常でありがちなイラっとする出来事
毎日保育園の送迎をしているのですが、家を引っ越したために、今年の途中から子供とバスと電車を利用することになりました。
近所には地域バスのようなものがあり、先日それに乗っていた時のことです。
子供が足をプラプラさせて、席の前にある金属の仕切り部分にあたって音が出てしまったんです。するとバスの運転手さんに『蹴らないでね』と言われました。
私はすぐに「すみません」と謝りましたが、同時にイラっともしてしまいました。
小さいお子さんを持つお母さんなら誰でも経験があると思いますが、慣れない登園生活のなかで、朝の満員電車、バスの中、帰りの電車などで子供を『静かにさせなくてはいけない』といつも思っていて、毎日それが本当にストレスでした。
なので、今回もつい「私はこんなに気をつけているのに・・・」と、心の中でイライラしてしまったんです。
見えている世界はそれぞれ違う
バスを降りてからの帰り道に、息子に「(嫌な目にあったねという雰囲気で)怒られちゃったね~」と伝えると、息子はこう言いました。
「怒られてないよ?優しく言ってたから注意だよ。
怒るって言うのは、コラー!!蹴るなー!!!という風に言うんだ。」
その言葉に、私は本当に驚きました。
同じことがあったのに、息子と私では『見ている世界』が全然違うんです。
私の世界では:こんなに毎日子供を静かにさせようと気を遣って頑張っているのに、ちょっとしたことで運転手さんに小言を言われて、嫌な目に遭った。そもそもいつもこの人は不機嫌だし、怖い。
息子の世界では:運転手さんに注意された、ただそれだけ。
スピリチュアルを深めるにつれ、『物事の受け取り方が大事、受け取り方が全て』と思っていたのに、思っていたはずだったのに。まさにこのことじゃないか!と改めて思い知らされ、ハッと気づかされました。
今日の気づき:ものの見方・捉え方を再確認しよう
目の前に起こっていることを、あなたが「どう捉えるか?」「どう受け止めるのか?」ということが、あなたの現実に影響を与えています。
すべての物事の解釈が上手くなれば、変に傷つかなくていいし、引きずったり、怒りを感じる必要もない。もっともっと豊かに軽やかに生きていけます。
これを読んでいるあなたも、もし誰かからの言葉にイライラしたり、傷つくことが多いなら、あなたの周りにいるポジティブな影響を与えてくれる「誰か」の捉え方を参考にしてみてください。思いがけない気づきや学びが得られるかもしれません。
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葉子 /ようこ
誰とでも知らない人と話していいと思っている港町生まれ。20代で家が災害にあい、家族は無事だったが持ち物ほぼすべてを失う。その時に、神棚の下はまるごと無事だったのを見て、この世には何か大きな力が存在することを初めて実感する。子供、神社、宝石が好き。いつもラッキーちゃん(^O^)/