【2025年最新】もう「いい人」でいるのはやめよう。我慢を手放し、軽やかに輝く「自分軸」の育て方 ※診断付き

「あ、ランチ、本当はパスタが食べたかったのに……」 でも、先輩が「最近、和食にハマってるんだよね」と言った瞬間、口から出たのは「いいですね!私も和食の気分でした!」という言葉。
(本当は違うのに……)
子どものママ友グループLINE。 ちょっとモヤッとする話題でも、波風を立てたくなくて、当たり障りのないスタンプでそっと会話を終える。
こんなふうに、日常の本当に些細な場面で、自分の「本音」に蓋をして、「いい人」の仮面を被ってしまう。そんな経験はありませんか?
一つひとつは小さな「我慢」かもしれません。 でも、その積み重ねが、気づけば「また、私だけが無理してる……」「なんだか息苦しい」という、正体のわからないモヤモヤに繋がっていくのです。
もし、少しでも「あ、私のことかも」と感じたなら、安心してください。
優しく、真面目なあなたほど、幼い頃から「いい子でいなさい」「人に迷惑をかけてはいけません」と、周りの期待に応えようと頑張ってきた証拠です。
でも、もうその「重たい鎧」を脱ぎ捨てる時が来ています。
2025年、時代は「個」が輝く流れへと大きくシフトしています。もう、自分を犠牲にして誰かの期待に応え続ける必要はありません。
この記事では、他人の評価に振り回される「他人軸」から抜け出し、あなた自身の「快・不快」を大切にする、地に足のついた「自分軸」の育て方を具体的にお伝えします。
もう、自分を後回しにするのは終わりにしませんか? 我慢を手放し、あなたらしく軽やかに輝くための第一歩を、ここから始めましょう。
INDEX
診断:あなたの「いい人」レベルは?

まずは、今のあなたがどれくらい「いい人」を優先してしまっているか、チェックしてみましょう。 深く考えず、直感で「YES」「NO」を選んでみてください。
- 本当は乗り気じゃない誘いを、笑顔で受け入れてしまう。
- 自分の意見を言う前に、「でも」「すみません」と前置きしがちだ。
- グループで意見が割れた時、真っ先に自分の意見を引っ込める。
- 人から頼み事をされると、自分の予定を後回しにしてでも引き受けてしまう。
- LINEの返信が遅いと、相手を怒らせたかもしれないと不安になる。
- ランチや旅行先など、「何でもいいよ」「合わせるよ」が口癖だ。
- 明らかに相手に非があっても、強く反論することができない。
- 自分の話をするより、聞き役に回っている方が安心する。
- SNSで「いいね」が少ないと、投稿を消したくなる。
- 褒められても、「いえいえ、私なんて」と即座に否定してしまう。
診断結果:あなたは何個当てはまりましたか?
YESが0〜2個:「自分軸」が育っているタイプ
あなたは自分の感覚を大切にできています。周りとの調和も保ちつつ、自分の意見を言えるバランス感覚の持ち主です。
YESが3〜6個:「隠れいい人」タイプ
普段は自分軸を保てていますが、特定の相手や状況(職場、義実家など)では、無意識に「いい人」の仮面を被りがち。時々、息苦しさを感じていませんか?
YESが7個以上:「無意識の自己犠牲」タイプ
周りに気を遣うあまり、自分の本音が見えにくくなっているかもしれません。あなたの優しさは素晴らしい才能ですが、その矢印を少しだけ自分に向けてあげる時が来ています。
「嫌われる勇気」は不要。「好かれなくてもいい」という勇気

「自分軸で生きる」と聞くと、ベストセラーになった『嫌われる勇気』という言葉を思い出すかもしれません。
でも、これまでずっと「いい人」として生きてきた私たちにとって、「嫌われる」というのは、あまりにもハードルが高いと思いませんか?
だから、私からの提案は、「嫌われる勇気」は持たなくていい。その代わり、「好かれなくてもいい」という勇気を持ってみませんか? ということです。
考えてみてください。この世のすべての人に好かれようとするのは、砂漠で雪だるまを作ろうとするくらいエネルギーを消耗します。
よく言われることですが、あなたがどんな行動をとっても、あなたのことを好きな人が2割、嫌いな人が1割、そして残りの7割は「どちらでもない人」だと言われます。
私たちは、そのたった1割の「嫌うかもしれない人」や、7割の「どちらでもない人」の顔色を伺うために、自分をすり減らしてしまいがちです。
でも、大丈夫。 あなたが「いい人」をやめたとしても、あなたの本質を好きでいてくれる2割の人は、決して離れていきません。 まずは、「全員に好かれなくても、私は大丈夫」と、自分にそっと許可を出してあげましょう。
その「優しさ」は誰のため? 「境界線」を引くことの本当の意味

「いい人」でいるあなたが使っている「優しさ」。それは本当に、相手のためでしょうか?
もしかしたら、その優しさは、 「相手をガッカリさせたくない」 「変な人だと思われたくない」 「関係がギクシャクするのが怖い」 という、「自分が傷つきたくない」という恐れから来る「防御」 のための優しさかもしれません。
自分を犠牲にして差し出す優しさは、いつか必ず苦しくなります。 あなたが本当に育てるべきなのは、「自己愛」から溢れ出る優しさです。
そのためには、「境界線(バウンダリー)」 を引くことが不可欠です。境界線とは、「ここまではOK」「でも、ここから先は私の領域だからNO」という、心の中のフェンスのようなもの。
例えば、
- 「相談に乗るけど、夜10時以降の長電話はごめんなさい」
- 「仕事は手伝うけど、このタスクはあなたの責任の範囲ですよね」
境界線を引くことは、相手を拒絶する冷たい行為ではありません。 それは、「あなたのことも大切にするけれど、同じくらい私のことも大切にします」という、あなたと相手の両方を尊重する、大人の健全な宣言 なのです。
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では、どうすれば「自分軸」は育つのでしょうか? 難しい修行は必要ありません。日常の小さな習慣を変えるだけです。
Step1:自分の「感覚・感情」に気づく練習
私たちは「いい人」でいることに慣れすぎて、自分の「本音」に鈍感になっています。 まずは、リハビリから始めましょう。
日常のあらゆる場面で、「私は今、どう感じてる?」と自分に問いかけるのです。
- (ランチの時)「本当はパスタと和食、どっちが食べたい?」
- (服を選ぶ時)「誰かウケより、私が着ていて心地よいのはどっち?」
- (人から何か言われた時)「今、私、ちょっとイラッとしたな」「モヤッとしたな」
ネガティブな感情が出てきても、蓋をする必要はありません。「あ、そう感じてるんだね」と認めてあげる(ただ感じる)だけで十分です。これが、自分軸の土台となります。
Step2:「NO」を伝える許可を自分に出す
いきなり上司や義母に「NO!」と言うのは難しいですよね。 だから、「小さなNO」 から練習しましょう。
- 「その日はちょっと都合が悪くて」
- 「ごめん、今は手が離せない」
- 「少し考えさせてもらってもいい?」
ポイントは、「断る=相手を否定すること」ではない、と知ることです。 あなたが断っても、相手はあなたが思うほど傷ついていないし、あなたの価値も1ミリも下がりません。 小さな「NO」を言えた自分を、たくさん褒めてあげてください。
Step3:他人の評価ではなく「自分の快」を選ぶ
あなたの行動基準は、「誰かが喜ぶか」になっていませんか? それを、「私が心地よいか(快か)」に変えてみましょう。
「〜すべき(have to)」で動くのをやめ、「〜したい(want to)」で行動を選択するのです。
- (義務感で)ママ友の集まりに行く
→(自分の快)疲れてるから断って、一人でカフェに行く - (世間体で)流行りの服を着る
→(自分の快)流行ってないけど、大好きな肌触りの服を着る
この小さな「want to(快)」を一つひとつ自分で叶えてあげることが、自分を信頼する力、すなわち「自分軸」を太く、強く育てていくのです。
私(筆者)が「いい人」の鎧を脱いだ日

偉そうに「自分軸」なんて語っている私ですが、ほんの数年前まで、何を隠そう「YES」としか言えない「いい人」の鎧をガチガチに着込んだ人間でした。
特に若かりし頃は、深夜の入稿トラブル、週末の急な依頼、「ごめん、これお願い!」という他部署からの無茶振り… (本当はもうキャパオーバーなのに…) (今週末は休みたいのに…) と思っても、顔では笑顔で「大丈夫です!やります!」と引き受けてしまう。
断ったら「使えないヤツ」と思われるのが怖かった。 期待に応えられない自分には価値がないと、本気で思っていたのです。
でもある日、すべての無理がたたって、文字通りベッドから起き上がれなくなりました。 体は正直です。「もう無理だ」というサインでした。
その時、初めてStep1(自分の感情を認める)を実践しました。 「私、本当は嫌だったんだ」 「すごく疲れてたんだ」 「もう頑張りたくない」 ボロボロと涙がこぼれました。これが私の「本音」でした。
そこから、小さなリハビリを始めました。
いきなり「できません!」と言うのはハードルが高すぎたので、まずはStep2(小さなNOの練習)です。
「(即答せず)スケジュール確認して、10分後に返事します」
「(全部引き受けず)今日はAまでならできますが、Bは明日でもいいですか?」
最初は心臓がバクバクしました。 でも、驚いたことに、相手は「わかった、ありがとう」「じゃあBは別の人に頼むね」と、あっさり引き下がったのです。
私が思っていたほど、誰も私に「完璧なYESマン」であることを期待していなかった。 そう思い込んで、自分を追い詰めていたのは、私自身だったのです。
そしてStep3(自分の快を選ぶ)も徹底しました。 義務感で参加していた飲み会を断り、その時間で一人、ゆっくりお風呂に入る。 ランチは誰かに合わせるのではなく、自分が「本当に食べたいもの」を選ぶ。
「いい人」の鎧を脱ぎ始めた当初、離れていった人も確かにいました。 でも、本当に大切にしてくれる人たちは、正直になった私を「人間らしくていいね」と笑って受け入れてくれたのです。
何より変わったのは、私自身です。 他人の評価を気にする時間が減った分、自分が「心地よい」と感じる時間が増え、心から笑えるようになりました。
あなたが今、どんなに「いい人」の鎧を脱げなくても、大丈夫。 まずは「あ、私、今パスタ食べたかったな」と、その小さな本音に気づいてあげることから。 そこが、あなたらしく輝くための、最も確実な一歩です。
まとめ:あなたが「ありのまま」でいることは、周りを幸せにする第一歩

「いい人」をやめることは、ワガママになることでも、冷たい人になることでもありません。
それは、他人の評価で自分を満たそうとするのをやめ、自分で自分を満たしてあげる という、最も大切な決意です。
コップの水がカラカラでは、周りの人を潤すことはできませんよね。 あなたがまず、自分のコップ(心)を「快」や「喜び」で満たしてあげる。その溢れ出た分で、あなたは初めて、本当の意味で周りの人を幸せにできるのです。
あなたは、もう十分に頑張ってきました。 (私自身も、そうでした)
これからは、誰かのための「いい人」ではなく、あなた自身のための「ご機嫌な私」でいることを、自分に許可してあげてください。
明日、いきなりすべてを変えなくて大丈夫。 まずは、ランチで「本当に食べたいもの」を選ぶことから。その小さな一歩が、我慢を手放し、あなたらしく軽やかに輝く未来へと繋がっています。
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SOWACA /そわか
- デジタルクリエーター
- グラフィック&WEBデザイナー
- セールスプロモーター
- レムリアの魔法学校 FSP国際認定ヒーラーコース修了
- その他、レイキ・気功・ヨガなど習得
冒険すること、人を楽しませること、クリエイティブなこと、価値観がひっくり返るようなことが好き。直感と思いつきで行動するアラフィフ、一児の母。アパレルの販売から商品企画、不動産営業、企業スタートアップ・人材育成などバリバリに働く20代を経て、燃え尽き症候群から沖縄へ渡る。7年半住んだ沖縄でスピリチュアルな学びが深まり、より自分らしく自由に生きることを決意して海外へ移住。30代が終わる頃に未婚で息子を出産し、現在は海外で息子と二人、ユニークでオンリーワンなスピリアルライフを謳歌中。





















