猫からの3つの贈り物

猫と暮らしている人が最近増えているそうですね。
私、藤井の家にも猫がいます。猫の魅力に取り憑かれ、念願だった猫との暮らしももう2年。
今回は猫と暮らして得られたものについてご紹介いたします。
INDEX
我が家の猫を紹介します!

藤井家の猫、ぽんずくんです



ボクはぽんず
ぽんちゃんって呼んでね🐾
ぽんずデータ
ニックネーム:ぽんちゃん
性別:オス
年齢:2歳(人間でいったら24歳くらい)
毛色:パステルカラーな茶トラ。雑種です
好きなもの:ちゅーる、金のだしカップ、ニャルソック
性格:穏やか、マイペースな甘えん坊、友好的
得意:家庭内ストーカー
ぽんちゃんとの出会いは、2020年6月。
以前から猫と暮らしたいと思っていましたが、環境など整っていませんでした。しかし、2020年4月からいろんな偶然とタイミングが重なり、あっという間にぽんちゃんはうちの子に。2020年6月から藤井家で暮らしています。
ぽんちゃんは保護猫サイトから迎えましたが、そのきっかけは義母から「猫を飼うなら保護猫ちゃんを探してみて」とアドバイスをもらったこと(義実家にも保護猫ちゃんが2匹います)
今の日本のペット業界の問題や、外で暮らす猫たちの現状を知り、大したことはできないけど保護猫を迎えてみようと思ったのです。



ぽんちゃんは生後2ヶ月頃、藤井家にやってきました
そのかわいさに夫や義両親までメロメロ・・・




ぽんずからの3つの贈り物



猫を飼うのが初めてだった私が、猫と暮らして学んだ3つのことをご紹介します
その1 相手を自分の都合でコントロールしようと思わなくなった
ご存知の通り、猫はマイペース。しかも、我が家にやってきた2ヶ月頃の子猫は本当にやんちゃで毎日手を焼いていました。
「子猫ってこんなに活発だったのか(汗)」と、当初のイメージとの違いに驚いていました。
やってほしくないことをお構いなしにされる日々・・・
時に「私には育てるのが無理かもしれない」と思うこともありました。言葉も通じず、恥ずかしながら思った通りにいかなくてイライラして怒ってしまったこともたくさんあります。



でも、猫をコントロールしようとするなんて無理な話!
汚れているから入ってほしくないところは、先にきれいにしておけばいいし、テレビなどの配線で遊んでほしくないなら、配線をまとめて隠せばいい。窓に登りたくて壁を傷つけてしまうなら、登りやすいように踏み台をおいてあげる。
猫をコントロールする前に自分の考えを変えたり行動を変えたりする方が、ぽんちゃんを傷つけないし、自分も苦しくないと気づくことができました。
そして、それは夫や家族、友人、仕事に対しても同じだなと思ったのです。
ぽんちゃんは現在2歳になって、あんなにやんちゃだった子猫時代がウソのように穏やかな猫になりました。



ボクも大人になったからね🐾
それでもやっぱりマイペースなのが猫。ついつい言う通りにさせたくなってしまったときも、「自分以外の誰かをコントロールしない」ということを日々思い出しては、ぽんちゃんに教えてもらっています。
その2 無条件の愛をくれる



動物からの無条件の愛は本当にすごいです
猫は気まぐれでクール、一匹狼な印象がありますが、ちゃんと愛情のサインを出しています。
人間と違うところは、やはり損得勘定がないところ。また、自分の要望が通らなくても不貞腐れることはありません。ダメなことをして叱ったあとでも、平気で甘えてきます。笑
自由で甘えたいときに甘えてくる、いつでも真っ直ぐな愛をくれるのは、動物たちがピュアな心の持ち主だから。
人間同士になると拒まれて凹んだり、自分を卑下したり、〇〇してほしいから先にしてあげるとか、計算してしまったりいろいろとありますよね。
そういうのが一切ない、純粋な愛だけの存在なのが動物たち。純粋な愛をもらえて幸せだなぁと思うのと同時に、私自身もそんな愛をまわりに与えていける存在になりたいなぁと思うのでした。




その3 ぽんちゃんはぽんちゃん、私は私。
ぽんちゃんと一緒にいる時間が長ければ長いほど、愛情や絆も育っていきます。でも、一歩間違えてしまうと“依存関係”になってしまうことも。
犬や猫にも「分離不安症」という心の病気があります。
飼い主の留守中など、姿が見えなくなってしまうと不安になってしまい、家の中で問題行動を起こしてしまうことをいいますが、やはりこれは飼い主とペットの距離が近すぎることが原因でもあるようです。



分離不安症になるペットは最近増加傾向にあるんだって
私もはじめの頃、外出しているときに家にいるぽんちゃんが気になってしまって、その場を楽しめないことがよくありました。



どんな飼い主さんでも、家で留守番しているペットが心配になるときはよくあると思います
ぽんちゃんは可愛くて大事な存在。それが大きくなればなるほど、世話を焼きすぎてしまったりなど愛情を間違った方向へ向けてしまっていたのです。
でも、愛情と依存は紙一重。間違った愛情はペットにも伝わってしまっています。
私の知人には愛猫が病気になってしまったときでも、必要な治療と看病はもちろんきちんとした上で、自分の生活を優先させ自分を犠牲にしない、という人がいました。
確かに動物たちは飼い主が毎日笑顔でいることを望んでいて、自分のせいで飼い主が暗い顔をしてしまうことは望んでいないのです。
ペットを迎えたら最後まで責任と愛情をもって育てることは当然ですが、自分を犠牲にしたり、ペットと依存関係になることは違うのです。そして、これは親子関係や、家族、パートナーとの関係でも言えることです。
ペットは可愛らしく、いつでも無条件の愛をくれます。それに感謝しながら、「ぽんちゃんにはぽんちゃんの猫生がある」「私は私の人生を歩む」それを忘れてはいけないと日々感じています。



ぽんちゃんは私がいないとダメだと無意識に思っていましたが、そんなことはありません。ペットにもペットの人生があり、自分と同じひとつの生命であると尊重するようになりました
まとめ 猫と暮らしたら人生観も変わった
猫と暮らしたら人生観が変わった、そんなふうに言ったら大げさに聞こえるかもしれません。でも、本当です。小さなからだで大きなことを教えてくれるぽんちゃんは凄いなと思っています(親バカ)



大変だなと思ったこともありますが、それ以上に幸せだな〜と思うこともたくさんあります
これからも不定期にぽんちゃんトピックを公開していくかもしれません。その時はどうぞお楽しみに!



また会おうね🐾
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