縁結びなら絶対行きたい！最強パワースポット出雲大社

縁結びといえば、最強パワースポットと名高い出雲大社

出雲大社が最強パワースポットと言われるには理由があります。

コロナ禍によって減少したもののひとつに、婚姻数が挙げられています。外出制限で出会いの場がなくなってしまったことが原因だとか。

ですが、結婚したいと思っている人の割合に大きな変化はないというデータもあります。つまり素敵なご縁を結びたいと思っている人は、まだまだたくさんいるのです！

また、男女の縁結びだけではないのが出雲大社。あらゆる良縁を結び、私たちが幸せになるよう、いつも見守ってくれているんです。

あなたの人生の分岐点となるようなご縁が結ばれるよう、この内容が参考になれば幸いです。

出雲大社ってどんな神社？

ここでは出雲大社について詳しく解説していきます。

「出雲大社は有名だけど詳しく知らない」「パワースポットって聞くけどその理由は？」という人でも大丈夫！

出雲大社が日本でトップクラスの由緒正しい神社である由縁や、ストーリーをご紹介します。

出雲大社はどこにある？

出雲大社は島根県出雲市にあります。

日本一のパワースポットとして、毎年たくさんの人が全国から参拝に訪れます。

特に初詣には1年のご利益を授かるために、毎年たくさんの人で賑わいます。2022年の初詣参拝者数は約14万人。出雲市の人口が約17万人なので、人口に近い人数が参拝にやってくると考えると本当にスゴいですよね！

出雲市は島根県でも日本海に面しており、東日本に住んでいる人には移動時間もかなりかかります。東京からは新幹線などを乗り継ぎ、約7時間。大阪からでも約4時間半はかかります。

それでも、毎年多くの人が訪れる出雲大社。たくさんの人に愛されているのは、由緒正しい神社であり、ご利益があるからなんです。

ちなみに、「いずもたいしゃ」と言うことが一般的になっていますが、本来は「いずもおおやしろ」が正解です。

祀っているのはどんな神様？

出雲大社で祀っているのは、大国主大神（オオクニヌシノオオカミ）様。だいこくさまと親しみをこめて呼ばれています。

大国主大神はとても優しく、賢かった人物だったという神話があり、それを表しているのが因幡の白兎です。

この大国主大神が出雲をつくり、国づくりの神として出雲大社に鎮座しています。

日本書紀や古事記にも出雲大社が登場していることから、出雲大社は何千年も前の古から続く重要な存在であることがわかります。そのため、出雲は今でも“神の国” “神話の国”と言われているのです。

前述のとおり、大国主大神は優しく聡明な人物だったため、恋愛伝説も多いと言われています。また、日本書紀によると、大国主大神が天照大神に国譲りをした際、「現世は天照大神に任せるから、私は幽れたる神事を治めます」と話したそうです。

「幽れたる神事」とは「目に見えない縁」のこと。

このことからも大国主大神は、ご縁を結ぶことが大得意なのがわかりますよね。そのため、出雲大社は縁結びの神社と名高いのです。

男女の縁結びにフォーカスされがちですが、あらゆる良縁を結んだり、商売繁盛、医療や国家繁栄などのご利益もあります。

行く前に知っておきたい！参拝の仕方

出雲大社は一般的な参拝方法とは違い、二礼四拍手一礼です。

また、祭事のときには、二礼八拍手一礼になります。

二礼四拍手一礼は、八拍手の半分で簡素化したものと言われています。

ご縁を結ぶには何をすればいいの？

まずはやっぱり、出雲大社へ訪れてみましょう！

出雲大社はとにかく広いので、すべて周ってみるとたくさん歩きます。いたるところにパワースポットがあるので見逃せない場所がいくつもあるんです。

日帰りでは難しいので、せっかくなら連休など利用してじっくり出雲大社や、場の空気を体感してみましょう。

神無月（10月）には、全国の神様が出雲大社へ集結すると言い伝えられており、出雲では神在月と言われています。

10月といっても旧暦なので、現代では11月初旬から中旬くらいまでを指しています。この時期、出雲大社では様々なお祭りが行われますので、行ってみるのもいいですね。

令和四年神在祭 ー出雲大社公式ホームページ

https://izumooyashiro.or.jp/r4_kamiari

ただし、自分が行けるときに行くのが一番です！世の中の声に囚われて無理をするより、軽やかに行動できるとき、ぜひ出雲大社へ行ってみてくださいね。

各地にある出雲大社をご紹介

出雲大社がある島根県まで行くのはなかなか大変です。

実は、日本各地に出雲大社があるのをご存知でしたか？知らなかっただけで、あなたのお住まいの近くにも出雲大社があるかもしれません。

「一生のうちに島根の出雲大社へ行きたいけど、なかなか・・・」という方は、まずはお近くの出雲大社へぜひ足を運んでみてくださいね。

ここでは各地にある出雲大社のほんの一部をご紹介します。もちろん、島根・出雲大社と同じご利益がありますのでご安心ください。

東京分祀

実は大都会・六本木にも出雲大社があったのです。その始まりは明治11年。140年以上の歴史があり由緒ある神社です。

小さな規模でも、感じる気は出雲大社そのもの。結婚式も多く執り行われているそうです。

お守りや御札も購入することができますよ♪

埼玉分院

朝霞駅から徒歩5分というアクセスしやすい場所に、埼玉県唯一の出雲大社があります。

こじんまりとしていますが、神聖さを感じることができる気持ちのいい神社として有名です。

島根・出雲大社にもあるような立派なしめ縄を見たり、同じお守りを購入することもできます。

相模分祀

明治21年、関東地方に大国主大神の御神徳を広めるためにつくられたのが始まりです。

荘厳な造りで「関東の出雲さん」と親しまれ、結婚式や七五三なども行われる神社です。分祀といえど広い敷地ですので、見どころはたくさんあるようです。

【番外編】ハワイ分院

明治39年（西暦1906年）、日系移民の神道布教を目的として創られたハワイ分院。第二次世界大戦〜終戦以降、困難な時代を乗り越え、2016年に110周年を迎えています。

ハワイに神社とは不思議な感じがしますが、立派な造りをしていて、島根・出雲大社のような立派なしめ縄もちゃんとあります。

また、かわいいお守りや御朱印帳、レイをかけた狛犬など、ここだけでしか見れないため、ハワイに旅行へ行った際は訪れてみたい場所ですね。

ホノルル中心部から少し距離があるため、バスや車での移動になります。

まとめ

出雲大社は歴史ある由緒正しい神社の一つで、日本トップクラスのパワースポット。また、祀られている大国主大神は、人々が幸せになるために良縁を結ぶパワーを与えてくれています。

人々の幸せを願う大国主大神の優しさに触れたく、人々は出雲大社へ訪れたくなるのかもしれません。

縁結びをしたい人は、ぜひ予定を決めて出雲大社へ足を運んでみてくださいね。