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    【11月の誕生石】希望の石「シトリン」探しものと出逢える石「トパーズ」

    誕生石とは、それぞれの月にちなんだ宝石(パワーストーン)のこと。旧約聖書の中でユダヤの高僧が12種類の宝石があしらわれた胸当てを着けていた、という記述が誕生石のルーツになったと言われています。のちに、アメリカの宝石業界により改正が行われましたが、生まれ月の石を身につけることで、守護してくれたり、幸運をもたらしてくれると言われています。

    12回に分けてお届けするこのコーナー。今月は11月の誕生日を迎えるあなたに幸運を呼ぶ、月の誕生石「シトリン」と「トパーズ」をご紹介します。

    INDEX

    シトリン

    クォーツの中で黄色く色づいているものを、シトリンと呼びます。シトリンの和名は、黄水晶です。「黄水晶」という和名からもわかるように、黄色や黄金色をした水晶のこと。太陽のような輝きを持ち、古くから、イエローは生命力や幸福を象徴する色。豊かな生命エネルギーを与え、富と繁栄をもたらす「希望の石」として知られています。

    シトリンの黄色は、結晶内に含まれる不純物によるもの。無色の水晶に微量の鉄が混ざることで、シトリンの黄色が生み出されます。中でも透明度が高く鮮やかな黄色や、赤みを帯びたオレンジ色のシトリンが人気です。

    シトリン語源

    シトリンという名前は、フランス語で「レモン」を意味する「citron(シトロン)」に由来すると言われています。シトリンはもともと無色透明のクォーツにわずかなの鉄分が混ざることで、鮮やかな黄色やオレンジに変化したものです。

    イギリスのビクトリア朝時代のジュエリーにはシトリンをあしらったものが多く、ヨーロッパでも古くから人気を集めていたことがわかります。

    シトリンはクォーツの一種ですが、その歴史はとても古いものです。クォーツは何千年も昔から、装飾品に使用されてきました。ビクトリア朝時代のペンダントやブローチには、シトリンがあしらわれているものも数多くあります。

    そして近代でも、シトリンは変わらず人気を誇っているようです。フランスの高級宝飾ブランドであるカルティエがインドのマハラジャのために制作したダイヤモンドのネックレスには、センターに大きなシトリンがあしらわれており、存在感を放っています。

    シトリンの歴史

    シトリンの歴史は、古代ギリシャから。宝飾品を彩る宝石として愛されてきました。

    特に人気が高まったのは、今から約180年前のイギリス・ヴィクトリア王朝時代。スコットランドを第二の故郷として愛したヴィクトリア女王の影響で、カラフルな半貴石を使ったスコティッシュジュエリーが大流行しました。そのジュエリーに多く使われていたのがシトリンです。アメシストやアゲートとともに、繊細な彫金のブローチやバングルを彩りました。

    1800年代のイギリスでは、貴族を中心にシトリンが大流行しました。実は、当時はトパーズの人気が高く、シトリンがそのトパーズによく似ていることが、流行のきっかけだったとか!

    しかし、それもシトリンが貴族たちを夢中にさせるほど、美しく魅力的な宝石だったからこそ。シトリンが今でも人気があって愛されているのは、当然かもしれませんね。

    シトリンは結婚13周年の宝石とされています。日本では、5周・11周年の結婚石ともされています。

    トパーズ

    トパーズは黄色やオレンジ色でよく知られていますが、そのほかにも赤や無色、青色のものも人気で、特にピンク色のピンクトパーズは高値で取引されています。主な産地はブラジルやパキスタンなど。和名では「黄玉(おうぎょく)」と呼ばれます。

    トパーズ語源

    トパーズという名前の由来は諸説あり、ギリシャ語で「探し始める」という意味の「topazos(トパゾス)」あるいはサンスクリット語で「炎」という意味の「topas(トパス)」から来ているとする説。または、紅海のギリシャ語で「トパジオス」と呼ばれる島に由来するという説も有力です。

    ちなみに、このトパジオスではトパーズは産出されておらず、かつてトパーズと混同されていたペリドットの原産地であったことから、そう呼ばれていました。

    トパーズの歴史

    古代エジプトでは「太陽の石」として、神聖視されていました。太陽神ラーの放つ光を宝石にたとえて、守護石としての役割を果たしていたようです。ギリシャ・ローマでは木星ジュピターに関連つけられていました。ローマ神話の主神ユピテル、ギリシャ神話の大神ゼウスに相当します。古代エジプトに似て、主神のモチーフ的宝石としてトパーズは扱われています。

    ヨーロッパ・ルネサンス期の人々は、トパーズが魔法の呪文を解き怒りを払拭できると考えました。トパーズには光を蓄えて暗闇で淡く光を帯びる蛍光性を持ち、暗闇の中で見つけやすいという性質からきているようです。さらにインドの人々は、心臓の上にトパーズを着用すると、長寿や永続的な美しさを手に入れられると信じています。

    結婚16周年の記念日は「黄玉婚(トパーズ婚)式」と呼ばれ、記念日を祝うプレゼントにトパーズのジュエリーが選ばれています。

    トパーズの効果

    トパーズの特性としては、持ち主にとって必要なものと出逢わせてくれる石であると言う事です。探しものに出逢えると言っても良いかもしれません。仕事、恋愛、人の縁など自分が望むもの、自分にとって必要なものを、トパーズは見つけやすくしてくれるのです。

    直観力と洞察力を高め、曖昧な物事をはっきりさせることで、目の前のもやっとしたものが晴れていき、自分が本当に何を必要としているのか、何を見る べきなのかが分かってくる、そういうサポートをしてくれる石と言えます。

    まとめ

    太陽の光のようなあたたかな黄色が未来を照らし、人生を豊かにしてくれるシトリン。よく目にするブルートパーズや人気のインペリアルトパーズ、ピンクやホワイトといった人気カラーまで、トパーズは知れば知るほど面白い宝石です。お気に入りのジュエリーと出会えたら、一生大切にしていきたい宝石ですね。

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    miwa

    miwa / みわ

    小さな頃から1人の世界に入って、ビーズなど物を作ることが大好き。クリスタルと出逢ってからは、クリスタルとの共同創造ライフ実践中♪スピリチュアルなことが大好きで、リアルにも活かし続けてます。


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