【12月の誕生石】世界最古の聖なる石「ラピスラズリ」神秘な石「タンザナイト」

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世界最古の聖なる石「ラピスラズリ」

ラピスラズリは現在知られているパワーストーンの中で、水晶と並び最も古くかつ強力な霊石です。世界各地で「聖なる石」とされ、強力な邪気払いとして、神につながる石として、様々な儀式や呪術に用いられてきました。
ラピスラズリの産出地はアフガニスタンでした。ここからシルクロードを通じて東西へと運ばれ、数多くのドラマを演出してきたのです。
ラピスラズリほど長く、多くの逸話に彩られた歴史をもつ宝石はまずありません。古代エジプト人が宗教儀式で使用したり、古の錬金術師がよく使った石でもあり、薬品や化粧品、絵の具にも使われていました。
ラピスラズリ語源

ラピスラズリは、「ラピス(lapis)」と「ラズリ(lazuli)」からなる語。「ラピス」はラテン語で「石」を意味する「lapis」、「ラズリ」はペルシャ語で「青」や「空」を意味する「lazward」に由来する。
古くは青金石(ラズライト)のことを指して「ラピスラズリ」と呼んだが、現在は主成分となる青金石を多く含むものを指し、特に宝石にするものを「ラピスラズリ」と呼ぶ。
ラピスラズリは世界最古の鉱物

ラピスラズリは人類が初めて鉱物として認知・利用した最古の鉱物とされていて、紀元前より宝石として装飾品・工芸品にとどまらず、宗教的な儀式を行うための道具としてや、天然の青色顔料(ウルトラマリンの原料)として画材や化粧品の材料として珍重されてきた歴史があります。
世界で最も広く知られている古代の芸術作品の一つと称される、紀元前1300年頃の古代エジプトの王、ツタンカーメン王の黄金マスクの眉・眼の周囲・顎ひげにもラピスラズリが使われています。
「絶世の美女」として知られるクレオパトラは、ラピスラズリの粉末をアイシャドウとして使用していたことは有名な逸話です。
ラピスラズリは色相と模様から、天の青と太陽の黄金の輝きを兼ね備えていると考えられ、古いユダヤ教の伝統では「成功」の象徴とされてきました。
神秘の石「タンザナイト」

タンザナイトは、鉱物ゾイサイト(灰簾石/ゆう簾石)の一種です。数多いゾイサイトの鉱物の中で、独特の美しい群青色を発色するブルーゾイサイトをタンザナイトと呼んでいます。サファイアに似た青色は、パナジウムに起因するものです。
ケイ塩酸鉱物であるゾイサイトには多くの鉱物が属していますが、微量の不純物を含有することで、多彩な色に変化するからです。ゾイサイトはパナジウムを含むと青いタンザナイトとなり、マンガンを含むとピンクや赤を発色するチューライトになります。稀にルビーやホルンブレンドをインクルージョンとして内包すると、緑色をした塊状の原石となります。
タンザナイト語源

タンザナイトの美しい青紫色は、産地国タンザナイトの近くにある、キリマンジャロの夕焼けの色に似ているといわれています。このことから、ティファニーの社長は新種として発見されたこの宝石を、産地のタンザニアにちなんで「タンザナイト」と名付けました。タンザナイトの青紫色がキリマンジャロの夕焼け色をイメージさせるというのも、理由の一つだと語られています。
独特の群青色をしたタンザナイトは、ティファニーによって大々的に世界中にその存在が知られることになりました。そのため、タンザナイトといえばティファニーが名付け親であるという実話が必ず語られます。高級宝石商のティファニーは、タンザナイトを語るうえで欠かせない大切な存在となっているのです。
タンザナイトはこんな人におすすめ

高貴・冷静・空想といった宝石言葉が示す通り、タンザナイトは冷静さや思慮深さをもたらしてくれるといわれます。創造力を刺激し素晴らしい発想を与えてくれるそうですから、クリエイティブな仕事の方には特におすすめで
また多色性を持つことから、さまざまな将来の可能性や想像力を示し、持ち主にとって良い未来へ導いてくれるとされています。
ネガティブになったときや、心に迷いが生じたときにも、おすすめの宝石です。
まとめ
寒い12月からの想像が意外な青い石の二つが今月の誕生石でした。ラピスラズリは最古の石、タンザナイトは新しい石として、どちらも希少で神秘的な聖なる石なので、お守りとしてもっておきたいですね。