バシャールが教えてくれた「怒り」が湧いた時の対処法
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バシャールに聞いた「どうしたら怒りを感じなくできますか?」
バシャール(ダリル・アンカ氏)が出演していたイベントで、「どうしたら怒りを感じなくできますか?」
という質問をしてみたのですが、こんな回答が返ってきました。
バシャールからの回答
あなたが怒りを感じるのは、意味のない信念を持ってるからです。
だから「自分は何を信じてるからこんなに怒ってるのだろう?」「どんな幻想の信念のせいで怒りを感じてるのだろう?」と自問自答してください。
そうやって客観的に見れると「あ、これ意味ないな」と手放すことができます。怒りや恐れを使って、思い込みを手放せるのです。
怒りの手放し方1:意味のない信念に気づくこと
バシャールの言う、「怒りの引き金となる意味のない信念」とは例えばこういうことです。
- マイペースな人にイライラする→ 周りに合わせられない自分には価値がない
- 誰かの失敗にイライラする→ 失敗するような自分は許せない
- 人から口を出されて腹がたった→ 自分がやってることの価値を信じられてない
つまりは、〇〇な自分はダメ、〇〇な自分は無価値、〇〇な自分は許せない など、自分の中の自己否定が他者や現実に映し出された結果が手放せない怒りの正体です。
そして、その無意識の自己否定に気付いてないから、怒りに呑まれてしまうというわけですね。
バシャールが言うように、客観的に見れるようになると「あ、これ意味ないな!」と手放せます。
自分の中の意味のない信念(自己否定)に気付いて手放すために「怒り」という体験が起こっているのです。
〇〇な自分はダメ
〇〇な自分には価値がない
〇〇な自分は許せない
という自己否定や無価値感を手放せたら、怒りや罪悪感や悲しみや不安に呑まれることもありません。
そうなれば自然に、「やめてください」「嫌です」「できません」と言えるようにもなります。
「あの人が〇〇と言ったから」「あの人が〇〇してくれないから」と言ってても何も変わらないけど、自分が変わり、言葉も変わったら、そりゃあ世界も相手も変わるしかないわけです。
怒りの手放し方2:怒りは「悪」じゃない
ぼくがスピリチュアル業界にいて気になるのは、怒り=悪 にしてる人が多い、だけど怒りに囚われて手放せない人も多いということ。「どんな自分にも価値がある」ことには多くの人が同意します。なのに怒り=悪 としてしまうのは矛盾してます。
すべてが自分であるにも関わらず、怒りを抑え込もうとすれば、余計に暴れるようになります。平和やリラックスから、余計に遠ざかります。
また怒りを抑え込むということは、普段から自分のネガティブな感情を見て見ぬふりしてる可能性が高いです。
- 上司に合わせて
- 仕事仲間に合わせて
- 会社の意向に合わせて
- パートナーに合わせて
- 親兄弟に合わせて
- 「普通は」に合わせて
- 怒りを抑え込む。
- 悲しみを抑え込む。
- 不満を抑え込む。
- 黙って我慢する。
周りに合わせて求められる役割をやる・・・。
そしたら、「自分は何がしたいのかわからない」「何が自分にとって正解かわからない」となってしまいます。そこに「自分」がいないからです。
- 怒ってるのに
- 悲しいのに
- 不満があるのに
- モヤモヤしてるのに
そんな自分を抑え込むのは、自己否定です。
自己否定のエネルギーでは、ネガティブな感情から抜け出せません。頭と体が自動操縦になって、自分が何を考えてるのか?わからなくなってしまいます。
怒りは「悪」じゃないのです。怒りも大切な「あなた」です。怒りがあなたに伝えようとしてるメッセージがあって、「気付いて!そっちじゃないよ!」とサインを送ってます。
怒りの手放し方3:なぜ怒りを感じるのか?に注目してみよう
- 何に怒ってるのか?
- どんな観念のせいで怒ってるのか?
- そこにはどんな自己否定があるのか?
自分の内側を見ていきましょう。
怒りが自分に何を伝えようとしてるのか?気付いたら手放せます。客観的に見れるほど怒りは収まっていくし、「何をするべきか?」もわかってきます。
喜怒哀楽すべてが、大切なあなたです。
今あるものすべてが、大切なあなたです。
「目に映るすべてのことはメッセージ」なのです。
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鈴木 トシロウ
- スピや心の話を書くブロガー ⇒アメブロ毎日更新中
- 猫が好きすぎる人・ω・)
- ライター
お笑い⇒音楽⇒ヒーラー⇒ライター(今ここ) と、その時に一番やりたいことを大切に生きてます。千葉のやや田舎に猫とのんびり在住。