“ふわふわスピリチュアル”を卒業する方法｜スピリチュアルを活かして現実を生きる！

子供の頃からファンタジー世界が大好きで、いつも空想（妄想？）の世界に浸っていた私。幼い頃から魔法や妖精、天使たちといったファンタジー世界の存在たちに惹かれ、「そんな世界があったら良いのに」と思い続けていました。また、学校で辛いことがあると、夜に部屋の窓から月を眺めては、「お迎え来ないかな〜」なんて思いながら星空の向こうの宇宙へと想いを馳せていました。

そして、スピリチュアルな世界と出会い、実際に目に見えない存在たちと会話をしたり、目に見えぬエネルギーを扱い、人を癒している人たちと出会ったことで、それまでの概念が大きく覆され、衝撃を受けたのを今でも覚えています。

“ふわふわスピリチュアル”を卒業し、スピリチュアルを目の前の現実世界に活かすことで、本当の意味で本来の自分を活かす幸せな生き方（スピリアルライフ）ができるようになるのです。

スピリチュアルにどっぷり浸かってみた私が、“ふわふわスピリチュアル”から卒業する方法をご紹介します。

そもそも、“ふわふわスピリチュアル”とは？

私が思う“ふわふわスピリチュアル”とは、「スピリチュアルを現実逃避のツールとして使っている状態のこと」です。

例えば・・・

例を挙げたらキリがないですが、“目の前”で起きている現実と向き合わずに、スピリチュアルに逃げている人が多いことに気づいたのです。なぜならこれを書いている張本人の私が、スピリチュアルを現実逃避に使っていたことに気づいたからです。

“ふわふわスピリチュアル”がもたらす弊害とは？

世間一般にスピリチュアルが浸透していくにつれ、高次元（目に見えない）の世界だけを求め、地に足つけずにふわふわしている人が急増しています。

ふわふわスピリチュアルだと現実世界を生きていないので、本来の自分を生きていないのと同じことになります。

なぜかというと、ふわふわスピリチュアルでいると、日常の悩みや挑戦から気を紛らわせ、心の奥深くを見つめる機会をスキップしがちです。こんな感じで自分の内面としっかり向き合わずにいると、自分の真の姿や、心から大切に思うことに気づくチャンスも逃してしまうのです。

わふわスピリチュアルは一時的には心地よさを感じさせてくれるかもしれませんが、それは表面的なものに過ぎません。心の底からの満足や安心を見つけるには、自分との深い対話が大切なのです。

本当に自分らしい人生を送ることは、自分の得意なことや苦手なこと、夢や恐れと向き合い、それらを受け入れて生きていくこと。ふわふわスピリチュアルのやり方では、そうした自己受容や実生活での成長を促すことは難しいので、結局、本当の自分を見失ってしまうのです。

自覚なく“ふわふわスピリチュアル”に陥る原因

幼い頃からファンタジーに明け暮れていた私は、猜疑心もなく、一気にスピリチュアルの世界へとはまっていきました。当時は、仕事もプライベートも極限の状態まで自分を追い詰めていたため、毎日を生きるのが本当に必死で、究極の闇のど真ん中にいました。

【目に見えない世界】の存在を知った時は、この世界が【目に見える世界】だけではなく、もっと広大な世界であると感じ、意識が拡大していくのを感じました。

多くの人がスピリチュアルの世界へ入っていくタイミングは、人生において辛く困難な状況にあり、もうどうしようもないという時ではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。だからこそ「スピリチュアルを現実逃避として使ってしまう」ことが無自覚のまま進行していくのだと思います。

まずは、しっかりと自分自身や目の前の現実と向き合おう

スピリチュアルの世界にいる自分は、なんでもできる無限の可能性を持った神であり、本来の力を取り戻し、生き生きと輝きだし、純粋な愛の状態でいられる。それを感じられている間は、現実世界の辛いことを忘れられる至福の時間。

しかし、現実世界に戻ると、無力感と無価値感に襲われ、目の前に起こる出来事や人に対して常に不平不満の感情を変わらず持ち続けていたり、セミナーやセッションで得た新たな知識をインプットしてただ満足したりしている状態で終わってしまうのです。

日々の一瞬一瞬において、この現実世界での実践がないと、得た知識は何も効力を発揮することはできません。セミナージプシーやセッションジプシーが増えているのも、結局実践せずに新たな情報や知識を得るだけで、現実が変わらないと奔走しているのです。

現実世界に活かすことで、スピリチュアルが活かされるのです。スピリチュアルとはこの世の本質であり、理です。それをこの地球で肉体を持ちながら活かすことで、本来の自分を思い出し、自分自神の人生を歩める至福体験（スピリアルライフ）が可能なのです。

現実から目を背ける「逃げ」でスピリチュアルを活かしているか、現実と向き合い「成長するため」にスピリチュアルを活かしているか、今一度見つめ直すタイミングです。

実践者であれ！“ふわふわスピリチュアル”から卒業する方法

私はこの7年間で数々の講座やセミナー、ワークショップに参加し、色々な講師から学んできました。（元ジプシー…）

参加する方たちは天使の話が好きな人もいるし、神様と会話をしたいという人もいます。しかし、いくら天使が見えても、神様と対話ができても、現実世界において「人間」として生きている以上、目の前にいる人や出来事に対して対処していかなくてはいけないのです。

“ふわふわスピリチュアル”を卒業するには、地に足つけて、目の前の取り組むべきことに真剣に取り組むことです。

毎日瞑想をして祈っていれば、神様が勝手に問題を解決してくれるのでありません。自分がしっかりと問題と向き合い、自分の内側を見つめ課題を乗り越え成長していくことです。その成長を後押ししてくれるツールとして、スピリチュアルを活用することをお勧めします✭目に見える世界だけ、または目に見えない世界だけ、ではなく、どちらも同時に活かすことが大切だと思います。

瞑想は純粋な自分自神へとエネルギーを戻す作業

空想の世界に浸る現実逃避の時間ではなく、自分の内側と向き合い、自分を知る（または思い出す）時間です。また思考と感情から離れ、ジャッジなく自分の存在を丸ごと愛し、ポジティブ、ネガティブに傾いた状態からニュートラルな状態に戻る作業でもあります。どこかユートピアへと誘う目的ではなく、しっかりと自分の内側を見つめる目的で行うのがお勧めです。その際、ジャッジや否定せず、ただ自分の内側にあるものに気づいてみてください。

受け取ったメッセージは選択できるということ

高次元の存在からのメッセージを鵜呑みにせず、自分が創造主であるという自覚を持って自分で選択することです。ただ鵜呑みにしていると、それは自分自神の人生ではありません。自分には違うと思ったら、受け入れなくても良いのです。

また、どんなに著名な先生であろうと誰かに言われたからやるのではなく、自分で選択することです。自分にとっての正解は、自分にしか分かりません。また、自分の幸せも自分にしか分からないのです。自分でしっかりと人生の舵をとり、自分から選択していくことが大切です。

問題から目を逸らすためのツールに使わない

何かあると「水星逆行だから」とか「今日は満月だから」と言い訳せず、きちんと自分の行いを見つめてみましょう。起きた出来事には、必ず種があります。自分が日々どんな種を撒いたか、過去の種まきが今の現実に現れているだけです。自分の在り方、発言、行動、生活習慣など、自分の選択していった結果が現象として目の前に現れています。人間関係、仕事、恋愛などで何か問題が現れたら、自分の選択が本当の自分と一致していたか見直すきっかけになります。

さいごに

2024年、私たちは「本氣」で自分自神の人生を生きたいか問われている気がします。そして、その覚悟があるか。なぜならそれは“ふわふわ”したものではなく、実際に自分の肉体を使って「体験」していくものだからです。逃げではなく、真正面から向き合っていくのです。

自分自神の人生を生きる覚悟を決めたら行動し、この地球で実践し続けていくことがこれからさらに大事になってくると思います。その過程を楽しみながら、日常の一瞬一瞬を存分に体感しながらスピリアルライフを送りましょう！