【お悩み相談】椅子に座った状態以外でできる、グラウンディングの方法を教えてください

グラウンディングについてのご質問ありがとうございます。椅子に座った状態以外でも、グラウンディングすることはできますよ。

グラウンディングとは、「自分の肉体の中にしっかりと存在し、自分に何が起こっているのかに気付いていること。また、周りに意識を向けて周りに何が起こっているのかに気付いていること。そして、起こっている出来事に対応できる状態であるという在り方」を意味します。

つまり、しっかりと「今、ここ」に存在しているという状態です。もうひとつは、肉体の中でスピリットと地球が深く繋がっていることもグラウンディングを指しています。

言葉で読むと難しく感じるかもしれませんね。では、グラウンディングができていない状態は、どのような感じなのかをご説明しますね。

それは、過去の出来事に囚われて、いつも過去のことをくよくよと考えていたり、未来を心配して先のことばかり考えていたり、空想ばかりしているような時には、「今、ここ」に存在していません。

このような状態のときは、体の上の空間に抜け出て彷徨いがちになっているため、他の人や霊の影響を受けやすくなります。そうすると、本来の自分自身ではいられなくなってしまいます。ですので、日常的にグラウンディングをすることをお勧めしています。

グラウンディングの状態になる方法はいろいろあります。人によっては、歩くことやヨガやダンス、運動をすることで自分の身体を感じたり、感情を感じたり、大地や地球との繋がりを感じることができます。自然の中で過ごしている時に、それらを感じることもあります。椅子に座ったり、寝転んだ状態で、身体を感じたり、気持ちを感じることで、自分自身や地球との繋がりを感じることもあります。また、ヴィジュアライゼーション（視覚化）の方法のより、感じることもあります。

私も日常では、このヴィジュアライゼーション（視覚化）や、歩くこと、自然の中にいくことを通して、グラウンディングしています。

ヴィジュアライゼーション（視覚化）を使ったグラウンディングの方法

では、私が普段行っている「ヴィジュアライゼーション（視覚化）を使ったグラウンディングの方法」をお教えしますね。

1. 軽く足を開いて立つか、心地の良い椅子に楽な姿勢で座る。両足は床にピッタリとつける。目は閉じるか、床を見る。
2. ゆっくりと呼吸をしながら、意識をできるだけ頭の中心に集める。
3. ２〜３回大きく深呼吸しながら、身体のど部分が動くのかに意識を向ける。
4. 呼吸に合わせて、意識的におなかを膨らませ、吐く息とともに緊張や居心地の悪さを吐き出す。
5. 足に意識を向けて、足を感じる。
6. 男性の場合は第１チャクラ（尾てい骨のあたり）、女性の場合は第２チャクラ（おへそと尾骨の中間のところ）に意識を向ける。そこから、直径10〜15センチ（最大で腰幅くらいでも可）のグラウンディングのためのコードを伸ばす。グラウンディング•コードの色は、その日の最適な明るい色にする。
   
   このグラウンディング•コードは、地中深く降りていく。様々な地層を抜けて、地球の中心に達する。そこは、磁力の中核で、重力の中心の場所であり、グラウンディング•コードがピッタリと繋がる。
7. 静かに呼吸を続け、身体の内側と意識の変化を感じる。

ぜひ、椅子に座った状態だけではなく、ご自身がやりやすい方法を見つけてみてくださいね。