スピリチュアルの聖地!籠神社&眞名井神社|京都府宮津
miwa
こんにちは!miwaです。
今日は、私が過去に行ったパワースポットの中でも
とびっきりおすすめの神社2つをご紹介します!
2つの神社をご紹介する前に~
まずは天橋立伝説からお話したいと思います。
INDEX
神代とよばれる古代より、神と人、天と地上、男と女を結んだ地ー天橋立
江戸時代に日本三景の一つに選ばれ、その当時から景勝地として人気を集めてきた天橋立。
書物での最初の記述は、8世紀ごろの丹後の国の歴史書『丹後国風土紀』です。記述によると、神代と呼ばれる神の時代に伊射奈岐大神(いざなぎのおおかみ)・伊射奈美大神(いざなみのおおかみ)が天浮橋(あめのうきはし)に立ち神聖な鉾で天浮橋の上から下界のドロドロとしたものをかき混ぜました。その鉾を引き上げると、先から滴が落ち、それが固まって島となったのでした。
その様子を見ていた他の神々が『美しい国が出来た!ぜひとも行ってみたい』と下界を眺めたところ、ある神様が『行ってみたいが、下りていきたい道がない。ここは天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)様に頼んでみようではないか』とみんなで頼みにいきました。
天御中主神は『神のみが使う橋です。むやみやたらに使うと壊れてしまうのでご注意を…』と仰せになり、国へと通じる橋をおつけになりました。神々はまたも大喜びになり、次から次へと、下界の国を目指して橋を下りて行かれました。着いた先は日置(京都府宮津市)という場所でした。この日置の辺りには、美しい娘がたくさんいて、天からおりてくる神々を見て歓喜しました。
そして、娘たちは天に突き抜ける橋をみあげ、おりてきた神々に『私たちも、神々の地、高天原にいってみたい、是非連れて行ってくれませんか?』と神々にせがみました。
神々も困り、、、断ってもあまりにもしつこくせがむ娘たちに、神々もついには折れてしまい『内緒で連れて行ってあげましょう。ただし、、、絶対に声を出してはいけません!』と娘たちを連れて、橋を上がられました。長く高い橋を上っていくにつれて、下界の景色が眼に広がった娘たち。娘たちにとっては初めて見る景色。そのなんともいえない美しい景色についつい声が『わぁ~綺麗』と洩れてしまいました。
青くなった神々をよそに、大きな音をたて、橋がガラガラと崩れ始め、娘たちは橋の上から放りだされました。その後、残った天の架け橋の一部を『天橋立』と呼ぶようになりました。
最高の社格と由緒を誇っている、元伊勢籠神社
その天橋立から歩いて行ける距離にあるのが伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれる古社、元伊勢籠神社。
全国に天照大神が祀られたという「元伊勢」はたくさんありますが、天照大神と豊受大神が一緒に祀られたのは、元伊勢籠神社だけなのだそうです。それゆえ籠神社は、“伊勢神宮の外宮と内宮両方の元”という意味で「元伊勢」と呼ばれているのです。
もともとは天つ神が降られた聖地、匏宮(よさのみや)と呼ばれた眞名井原にて豊受大神をお祀りし、天照大神と豊受大神の両大神が伊勢にお遷りの後、養老三年に本宮を匏宮(よさのみや)の地から、現今の籠神社の地へとお遷して、社名を吉佐宮から籠宮(このみや)と改め、天孫彦火明命を主祭神としてお祀りされました。
残念ながら、境内の撮影が禁止のため画像はありませんが、格式高く凛とした緊張感が美しいところでした。
特別な日のお詣り『むすひ詣り』
元伊勢籠神社には特別なお詣りがあります。新月(朔)と満月(望)には、天地・万物を生成・発展させる霊妙な力(むすひ)のご神威があり、この力は古来より大切にされてきました。この霊妙な力が高まる日に元伊勢籠神社と眞名井神社の両社をご参拝することを<むすひ詣り>と言い、この日にしかご授与いただけないお守りがございます。
天地・万物を生成・発展させる霊妙な力(むすひ)のご神威の中で受ける特別なご祈祷もあるのですが、このご祈祷は、新月・満月の時にしかお受けすることが出来ないのです。
訪れる人皆が『究極のパワースポット』と呼ぶ、奥宮 眞名井神社
元伊勢籠神社から歩いて15分の場所にある究極の聖地、眞名井神社。訪れる人みんなが『究極のパワースポット』と口を揃えて仰います。
眞名井神社の歴史は神代の時代まで遡ります。元伊勢籠神社のご祭神である彦火明命(ひこほあかりのみこと)が、籠神社の海の奥宮である冠島に降臨。この地に眞名井神社(匏宮・よさのみや)を立て、豊受大神(とようけのおおかみ)を祀ったのが眞名井神社のはじまりといわれています。
2500年間、変わらず崇拝されている磐座
こちらも境内は写真撮影が禁止なので、磐座の画像は載せれません。すっごいエネルギーなのは間違いないです!私はここが大好きで、年に1回は必ず訪れます。
まだ神様を祀る神社がない時代、古代の人々は巨木や巨石などの自然のものに神が宿ると考え、それらを崇拝してきました。眞名井神社では、2,500年前より崇拝されてきた磐座があります。古代から現代まで、そのままの形で祀られている祭祀場で、神々の世界と人の世界をつなぐものとして信仰されてきました。
眞名井神社の磐座は2つあり、拝殿の真後ろにある「主座」には豊受大神、左側の「西座」には天照大神と天橋立などを創ったといわれる伊射奈岐(いざなぎ)大神、伊射奈美(いざなみ)大神がお祀りされています。神祭りの源流といわれる磐座にお参りをしていると、なんだかタイムスリップした気分になってきます。
神様が天上から持ち帰ったご神水
神社の鳥居前には「天の眞名井の水」が湧き出ています。この水は、天村雲命(あめのむらくものみこと)という神様が天上から黄金の鉢に入れ持ち降りたと伝わる霊水。「真名井」というのは水に付けられる敬称です。
最初は日向(現代の宮崎県)の高千穂の井戸に伝わったのですが、その後眞名井ヶ原に遷り、そこから伊勢神宮外宮にある上御井神社の井戸に遷された……と伝えられています。
実はこの「天の真名井の水」は有名人には広く知れ渡っているそうで、この水のご利益にあやかった人が実は多数存在しています。ミスタージャイアンツ・長嶋茂雄監督夫人が生前、最下位に苦しんだ巨人の成績を案じてこの「天の真名井の水」を汲みに来たそうです。そのおかげか、巨人は翌年見事優勝を果たしたそうです!
またこの「天の真名井の水」は縁結びにも徳があるとされ、棋士の羽生善治さんと畠田理恵さんや、最近では俳優及川光博さんとの結婚前に壇れいさんが来られて、この「天の真名井の水」のご利益にあやかったそうです。
古代より神々と人々が繋がる場所、京都宮津
それでは最後に、眞名井神社の鳥居までの動画でご神気をご体感ください。
穴口恵子と行く籠神社&眞名井神社 リトリート開催!
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穴口恵子といく京都宮津 2DAYリトリート
5月30日(月)新月・6月14日(火)満月
京都駅からバスでご参加いただけます。