やりたいことわからない人の共通点と、やりたいことを見つける方法
ずいぶん前にテレビで見たのですが、6歳の女の子と12歳のパグ「こつぶちゃん」が、犬のレース「フライボール」に出場するために日々、練習をしている(というめちゃくちゃ可愛い)番組がありました。
当たり前ですが、普通犬のレースは、運動能力の高い中型犬や大型犬が出場します。
でもこつぶちゃんはパグ、しかも12歳。鼻が低すぎ&口が小さいので全然ボールをキャッチできないし、ハードルのジャンプもまったく飛び越えられない。(それがまたかわいい)
それでもこつぶちゃんは女の子と一緒に日々、トレーニングに励みます。
インタビュアーが女の子にこんなことを聞きました。
「ほかの犬で出場する気は無いの?」
女の子はこう答えました。
「こつぶと出るから楽しいんじゃん」。
女の子の目的は「レースで勝つこと」ではなく、「こつぶちゃんとレースに出ること」なのです。だから、無理に練習させたり叱ったりしません。大好物のキュウリで励まします。(犬ってキュウリ好きだっけ?笑)
INDEX
やりたいことがわからない人の共通点
ぼくは人生の中でずっと、「今やりたいことはなんだろう?」といつも自問自答し続け、今も自分なりに色々と行動してきました。
そんな特性が引き寄せていたのか、ヒーラー時代は「やりたいことがわかりません」「自分の好きなことがわかりません」という相談もよく受けましたが「やりたいことがわかりません」「自分の好きなことがわかりません」これらで悩む人には共通することがあります。
それは
- 誰かに勝てること
- 何かに役立てること
- お金を稼げること
- 人より能力が高いこと
- 親や社会や周りが認めてくれること
- 褒めてもらえること
これらの中でしか「やりたいこと」「好きなこと」を探していないということです。
これらは全部「他人軸」です。他人軸の中には「やるべきこと」しか見つかりません。「やりたいこと」は「自分軸」の中にだけ見つかります。
他人軸とは:常に周りの思考や「人からどう思われるか」を重視して、周りに合わせている生き方。
自分軸とは:周りの目や評価、利益や損得関係なく「自分はどうありたいか(どうしたいか)」ということが基準になっている考え方、生き方。
誰かに勝てなくても、何かに役立たなくても、お金を稼げなくても、人より能力が低くても、親や社会に認めてもらえなくても、褒めてもらえなくても、それでもやりたいから関係ない。
こつぶちゃんと女の子のように、「やりたいこと」ってそういうことです。
それでもやりたいことだから、結果的にそこに注目が集まって、テレビに取材されたり、こうして見ず知らずの人のブログで取り上げられたりするわけですね。こつぶちゃんは、練習後のキュウリのためかもしれないけど(笑)
やりたいことを見つける方法
ちなみにぼくが今、「やりたいこと」「好きなこと」はライターやこのブログもそうですが
- 猫がいること
- 自然のあるところに住むこと
- 料理すること
- 散歩すること
- のんびり過ごすこと
- 友人と飲みに行くこと
- 漫画を読むこと
- お笑い番組を見ること
…など「誰にも役立たないこと」が大半です。好きだから選んでるだけです。
ライターのお仕事も、好きな人としかやってません。楽しくなかったら好きなことやる意味も価値もないし、キャリアアップや成長、たくさん稼ぐことには興味ないので。(生きてる限り進化は続くけど)
でも「好きなことを大切にする」波動が、ワクワクするアイデアを湧き上がらせたり、楽しいことを引き寄せてくれてるとは感じます。
もっとシンプルに表現するなら、
嫌なことには NO
好きなことには YES
と選んでいる。ただそれだけのことなんですね。
コツは、NO(やらない)を先に選択すること。先にNOを出さないと、絶対にYESは見えません。「やりたいことがわからない」ってグルグルしてると、いつまでも「やりたいことがわからない現実」を引き寄せ続けます。
だから、誰かに勝てなくても、何かに役立たなくても、お金を稼げなくても、人より能力が低くても、親や社会に認めてもらえなくても、褒めてもらえなくても、「それでもやってみたいことはなんだろう?」と自分に聞いてみてください。
そして、小さなことでも行動してみてください。小さなことでも「正直に好きなことを選び続ける」習慣が大事です。その方が人生は楽しいし、いいところに行けますから。
TEXT
鈴木 トシロウ
- スピや心の話を書くブロガー ⇒アメブロ毎日更新中
- 猫が好きすぎる人・ω・)
- ライター
お笑い⇒音楽⇒ヒーラー⇒ライター(今ここ) と、その時に一番やりたいことを大切に生きてます。千葉のやや田舎に猫とのんびり在住。