【精油を楽しむ】植物エネルギー香りの奇跡～香りと遊ぶ～ローマンカモミール

肝の気の流れをよくして緊張感を鎮める「ローマンカモミール」の香り

４回目は「ローマンカモミール」の精油です。

ローマンカモミールはりんごのようなあまくてフルティーな香りが特徴的な精油です。名前もギリシャ語の「地面のリンゴ」に由来しています。

肝の気の流れをよくしてイライラや怒り、緊張感を鎮める作用があります。

ローマンカモミールの歴史

ヨーロッパでは、古くから、薬、香りの原料、生け花に使われてきました。

古代エジプトでは太陽針ラーへの捧げものとされていました。

ギリシャでは紀元前４世紀にヒポクラテスが解熱剤として使用していました。

イギリスではカモミールを床に敷いて香りを家の中に漂わせて楽しむ時代もありました。

ローマンカモミール（精油）の作用・効果

• 不安、緊張、怒り、恐怖を和らげ、自律神経を整えてくれるので、怒りやイライラからくる胃腸の不調にも効果的です。
• 鎮静作用があり、頭痛、片頭痛、歯痛、耳痛を緩和してくれます。
• 切り傷、ニキビ、おでき、皮膚炎、疱疹、過敏肌、アレルギーにも役立ちます。
• また、白血球の生産を増幅する作用があるので、体の防衛系の強化に効果があります。

アイーシャ流、ローマンカモミール（精油）の使い方

◆心配事や疲れすぎて寝付けないとき、ラベンダーとブレンドして使うと安眠効果が期待できます。
寝る前に洗面器にお湯をはり、ローマンカモミールとラベンダーを数滴落として蒸気浴をしてみてください。甘い香りで緊張感がほぐれ、安心感で満たされます。

◆ニキビやおできなど、肌トラブルには直接肌に塗って使えます。
敏感肌の方はホホバオイルなどのキャリアオイルで１：１の割合で薄めて使ってください。

◆キャリアオイルにブレンドして、優しく腹部、下腹部をマッサージ。
あまい香りでリラックスしながら、肝臓が毒素を排泄するのもたすけてくれます。また、このマッサージは月経痛の緩和、月経まえのイライラにも効果的です。

ローマンカモミール（精油）を使うときの注意事項

※100％純粋で品質のよい精油を使う。

※使う前にパッチテストをする。

※妊娠初期、キク科アレルギーの方は使用を避けてください。

最後に

ローマンカモミールは母性愛を象徴する蟹座のエネルギーを保持しています。この精油には母と子の絆を強める力と、傷ついたインナーチャイルドを癒す力があります。

理由のわからない寂しさや、恐れを感じたり、自信を無くしそうになったら、ローマンカモミールの精油の母性愛にふれてみてください。気持ちが落ち着き、安心感につつまれて、人生に信頼を取り戻す助けとなるでしょう。

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